蓄電池地域別ニュース

2017年02月20日

メーカー パナソニック、【住宅用】創蓄連携システム 「パワーステーションS」を発売

パナソニック株式会社 エコソリューションズ社は、太陽光発電システムとリチウムイオン蓄電システムを連携させ、日常時も停電時も電力を安定供給する「【住宅用】創蓄連携システム」の新製品として、従来比約1/3(※1)のコンパクトサイズで大幅な省施工化を実現した、「【住宅用】創蓄連携システム パワーステーションS」の受注を、2017年4月5日より開始すると発表しました。

現在、ZEH住宅や2019年以降のFIT(※2)期間終了ユーザーの電力自給自足の暮らしに向けて、蓄電 システムへの期待が高まっています。また、自然災害による停電時の「もしもの備え」として、太陽光発電システムを有効活用できる製品としても、注目されています。

パワーステーションSは、停電時に炊飯器や電気ケトルを使用できる2.0kW (※3)の高出力はそのままに、従来比約1/3(※1)のコンパクトサイズで、壁掛け型を実現し、設置の自由度が大きく向上。無線LAN機能の標準搭載により、新築はもちろんリフォーム時の導入も容易になりました。さらに、業界初(※4)の全端子速結端子を採用し、施工時の結線作業に要する時間を半減します。加えて、基礎工事が不要となった ため、設置範囲の拡大と大幅な工期短縮を実現しました。また、将来の遠隔制御(※5)を見据え、HEMS連携やさまざまな外部システムとのネットワーク連携機能を標準搭載しています。

【特長】

1.従来比約1/3 (※1)のコンパクトサイズで、停電時に炊飯器などが使える2.0kW(※3)の高出力を実現
(1)停電時に冷蔵庫や照明、通信機器などの常時使用する機器を使いながら、IHジャー炊飯器による炊飯や高出力な電気ケトルによる湯沸しが可能です(※7)。
※従来の当社製太陽光発電システムのパワーコンディショナや、壁掛け型の蓄電システム(自立出力1.5kW)の場合、IHジャー炊飯器や電気ケトルを使用するためには、冷蔵庫や照明などを停止する必要がありました。
※7. IHジャー炊飯器と高出力の電気ケトルの同時使用はできません。
(2)基礎工事レス&コンパクトな壁掛け型により、リフォーム時にもさまざまな場所に短期間で施工が可能
(3)ネットアダプタとリモコン設定器の一体化により、部材点数を削減し屋内の設置スペースを確保

2. 業界初(※4) 全端子速結端子の採用と、無線LANの標準搭載で省施工化を実現
(1)業界で初めて(※4)の全端子の圧着端子カシメ加工を不要にした速結端子の採用により、施工時間の短縮と施工品質の安定を実現
(2)無線LAN搭載により、LAN配線なしでHEMSへ接続可能なため、リフォームでの導入も容易

3.遠隔制御(※5)を見据え、HEMS(AiSEG2)連携や外部システムとのネットワーク連携機能(※6)を搭載
パワーステーションSに付属のリモコン設定器に、外部システム連携に備えたネットワーク連携機能を標準搭載。最新の通信仕様である「ECHONET Lite Release H(※8)」に対応しています。
※8. 「ECHONET Lite 」はエコーネットコンソーシアムの商標です。「ECHONET Lite Release H」は、将来的な創エネ導入拡大に伴う需要調整に向けた、VPP(※9)での使用に向けて策定された通信仕様です。ただし、VPPは実証段階のため、将来的なVPPでの利用を保証するものではありません。
※9. バーチャルパワープラント(Virtual Power Plant)の略。電力グリッド上に散在する設備を統合的に制御し、あたかも一つの発電所(仮想発電所)のように機能させる構想。

(プレスリリース)
パナソニック株式会社

http://news.panasonic.com/jp/press/data/2017/02/jn170220-1/jn170220-1.html

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