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2012年9月4日
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太陽光発電パネル、神戸で試験設備増強 

 電子計測器レンタルのオリックス・レンテック(横浜市)は4日、太陽光発電パネルと蓄電池の試験拠点、神戸試験センター(神戸市須磨区)を増強した、と発表した。約6億円を投じて、実物大の太陽光パネルの耐久性・性能評価に関する実験設備をそろえ、パネルメーカーなどから試験を一括受託できる体制を整えた。
 また、蓄電池の充放電試験設備は国内最大級の規模で、5日から試験受託サービスを始める。
 太陽光、蓄電池ともに開発競争の高まりで、メーカーの試験設備が手狭になったり、輸入パネルの試験需要が拡大したりしている。メーカーや商社などからの試験受託で、2013年度に5億円の売り上げを見込んでいる。
 同センターは昨年10月に開設。太陽光パネルを冷気と熱気にさらして長期耐久性を評価する信頼性試験を行っていた。
新たに導入したのは、光をパネルに照射して発電出力など基本的性能を調べる電気的特性試験▽日本で初となる大型パネル(縦2メートル、横1・5メートル)対応のエックス線観察試験▽風速60メートル、荷重500キログラム以上の圧力を風圧で再現する機械的荷重試験‐など。実物大パネルを試験できる施設は国内で珍しいという。
 また、高電圧電流が流れた際に回路内で電流漏れが発生し、出力が落ちる「PID現象」が欧州などで問題になっており、実物大パネルでの再現、検証にも対応する。
(記事:神戸新聞)

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