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2012年9月18日
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アガルタラ、北東部初の太陽光発電モデル都市へ

 インド北東州でグリーン化への取り組みが進んでいる。トリプラ州政府は9月12日、同州アガルタラ市を北東4州の中で初の「グリーンシティ」に指定し、電力の10%を太陽光エネルギーで置換することを計画していると発表した。13日付のナブバーラト紙が報じた。

 アガルタラ市では先日、50キロワットの発電が可能な太陽光発電設備が完成した。同州のマニク・デイ州都市開発大臣は次のように説明している。「太陽光発電は都市および農村のいずれにおいても持続可能性の高い発電手段である。我々ひとりひとりが非従来型エネルギーを受け入れる用意がない限り、電力危機を抜本的に解決する道は拓けないだろう」。

 インド政府は、国内60都市を太陽光活用モデル都市として整備していく計画をしており、今回のアガルタラはその一環である。アガルタラのグリーン化計画には45億2,320万ルピーの予算が計上されており、うち9割をインド政府が負担する。

 同計画においては、まず州内すべてのホテル、福祉施設、学生寮、公務員住宅、病院および医療センター、観光客向け宿泊施設、寺院の宿坊や政府関係者の官邸などにおける温水の供給をすべて、太陽熱を利用したものにする予定。さらに、州内の街灯やその他の公共の道路灯をすべて、太陽光発電を利用して点灯させるという。関係当局は、「バッテリーや太陽光パネルの盗難をどう防ぐかが重要な課題である」と、話している。

 同州都市開発大臣によれば、州内50カ村700部落ではすでに太陽光エネルギーの供給が行われ、3万5,000世帯が恩恵を受けており、今後も精力的に拡大していく見通しとしている。同州都市開発大臣は、「このほか、都市および農村における低所得世帯を中心に8万個の太陽光ランタンを配布し、また6万6,000台の温水器が設置された。さらに、学生や子供たちに太陽光発電の仕組みを学んでもらう取り組みも展開している」と語っている。

 政府による太陽光エネルギー利用推進指定60都市とされている北東部の都市はアガルタラのほか、アルナチャル・プラデシュ州イタナガル、アッサム州グワハティおよびジョーハト、ミゾラム州アイザウル、マニプール州インパール、ナガランド州コヒマおよびディマプルなどの予定。

(記事:インドチャンネル)

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