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2012年9月24日
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再生エネ適地の検索、ワンクリックで 福岡県が専用HP開設

 福岡県は太陽光発電や風力発電といった「再生可能エネルギー」の導入に適した場所を、県内全域から探せる専用ホームページ(HP)の運用を始めた。県内全域を約7万5千(250メートル四方)に分割して示し、エリア内の日照時間や風速などのデータを確認できる。県エネルギー政策室によると、再生可能エネルギー関連情報を一括して提供するのは全国で初めて。

 HPは「ふくおかのエネルギー」。再生可能エネルギー特別措置法に基づく固定価格買い取り制度が7月にスタートしたことを踏まえ、民間企業や市町村、家庭での普及を後押しするのが目的。子どもたちが自宅周辺の自然環境を知ることもでき、教材にも活用できるとしている。システム構築費は約1500万円。

 ホームページには、地図から調べたい希望エリアをダブルクリックしてデータを直接確認できるほか、日照時間などの希望条件を入力して適したエリアを検索できる。

 表示されるデータには、月平均の日照時間や風速、送電線からの距離をはじめ、中小水力発電向けのダムや湖沼の位置、バイオマス発電向けの木材チップ工場の立地場所、稲わらやもみ殻の量などを盛り込んでいる。月平均の日照時間は過去30年間のデータの平均値を、風速は2000年のデータを反映させている。

 県エネルギー政策室は「エネルギーの地産地消は地域の重要な課題。有効な情報を市民に提供できるよう、今後、変電所や発電所の位置表示や海流速データを追加するなど改良に努めていきたい」としている。

(記事:西日本新聞)

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