次世代エネルギー最新ニュース

2012年9月28日
  • 仕切り
最新のニュース一覧へ

メガソーラー用に 埋め立て地貸与

 鈴鹿市は27日、市不燃物リサイクルセンター(国分町)の埋め立て地2・3ヘクタールを大規模太陽光発電所(メガソーラー)用に有償で貸すことを決め、事業者を募集すると発表した。県内の自治体が取り組む例としては、県が事業者を募集している木曽岬干拓地に次いで2例目。
 用地は1993年から家庭の不燃ごみの埋め立てを始め、2001年度に12万2400立方メートルを埋め終えた。今年7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度がスタートしたことから、市が有効活用するために計画した。
 市環境政策課によると、計画では太陽光発電で出力上限2メガワット(約500世帯分)を発電できる。10月19日に現地説明会を開き、メガソーラーの設置、運営を希望する事業者の参加申し込みを4日から受け付ける。11月中旬に企画提案書の提出を締め切り、同下旬のプレゼンテーションを経て事業者を決める。
 永戸栄治環境部長は「太陽光の買い取り価格は、今年度中は42円(1キロワット時)だが、来年度には価格がどうなるかわからないので、年度内に手続きを終えたい。稼働は来年7月以降になると思う」と話した。
 問い合わせ、申し込みは市環境政策課(059・382・7954)へ。

(記事:朝日新聞)

このエントリーをはてなブックマークに追加