
三豊の太陽光発電事業者に藤田商店/市と契約締結
三豊市は1日、市土地開発公社が所有する遊休地(香川県三豊市三野町下高瀬)で大規模太陽光発電施設を設置・運営する事業者に、石油製品の卸売りなどを行う藤田商店(観音寺市)を選んだと発表した。最大出力は約1メガワットで、来年6月までに稼働する予定。
遊休地は同公社が2005年に取得した「農村ひろば用地」。約1・57ヘクタールの土地を年間約1185万円で20年間貸し出す。9月5日から市が事業者を公募したところ、県内外の14社が応募。長期間の事業継続が見込まれ、土地の賃貸提示額が最も高かった点などを評価し、同社を選んだ。
同所での想定年間発電量は、一般家庭約300世帯分に当たる104万8千キロワット時を見込んでいる。来年2月初旬に工事に取りかかり、6月までに発電を始める方針。事業費は約3億円。
この日、三豊市高瀬町の市役所で調印式が行われ、市土地開発公社の佐子照雄理事長と同商店の藤田尚靖社長が契約書に調印した。
(記事:四国新聞)