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2012年10月9日
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太陽光発電所:個人初の建設、年間150世帯分の能力−−松阪

 松阪市大津町の県道沿いに、年間発電量約57万キロワットの能力を持つ太陽光発電所が建設される。不動産業「大成開発」の会長、中薮友之さん(75)が個人所有の貸倉庫の屋根に設置する「NAKAYABUフロンティア太陽光発電所」で、個人の大規模発電所は県内初。近く着工し来年3月から送電を開始する。

 7月から始まった再生可能エネルギーの全量買い取り制度を活用した事業。計画によると、今後建設する1棟を含めた倉庫3棟計約5600平方メートルの屋根に、韓国製太陽光発電モジュール2300枚を配置する。年間発電量は一般家庭150世帯分に相当する57万8374キロワットで、一部は事業所用として6600ボルトに変電し送電する。

 年間売電見込み額は1825万円。関係者は、倉庫新築費を含めた総事業費2億5000万円を、15年前後で回収したいと話している。

(記事:毎日新聞)

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