
大分に国内最大級のメガソーラー建設 丸紅
丸紅が大分市に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することが21日、分かった。出力は8万1500キロワットで、年間発電量は一般家庭約2万5千世帯分を想定している。丸紅によると、太陽光発電所の出力としては国内最大級で、今後、再生可能エネルギー事業を拡大する。
総事業費は約240億円で、大分市沿岸部の105ヘクタールの敷地に、太陽光パネル約35万枚を設置する。11月に着工し、2013年度末までの完成を目指す。発電した電力は、今年7月に始まった固定価格買い取り制度を利用して九州電力にすべて売る方針だ。
大手商社では、三井物産がソフトバンクなどと組み鳥取県米子市に太陽光発電所を建設。三菱商事も全国農業協同組合連合会(JA全農)と共同で、全国の畜舎など農業関連施設の屋根を使った太陽光発電事業を展開している。
(記事:産経ニュース)