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2012年11月5日
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四電工、高知県安芸市にメガソーラー

 四電工は高知県安芸市の市有地に出力約2000キロワットの大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する。四電工が自ら事業者としてメガソーラーを運営するのは初めて。2013年2月にも着工、同年12月の稼働を目指す。

 安芸市から市西部の妙見山(標高448メートル)の農地4ヘクタールを借り、メガソーラーを設置する。建設費は約7億3000万円。年間発電量は一般家庭700世帯分を賄う約260万キロワット時を計画。売電収入は20年間で約20億円を見込む。

 妙見山の立地場所は、既に解散した市内の農事組合法人が安芸市に寄付した市有地。日照時間は年間2100時間以上あり、メガソーラーの適地として安芸市が10月、メガソーラーの事業者を公募していた。市は年間160万円の土地賃貸料のほか固定資産税を見込む。

 四電工は災害時にはメガソーラーで蓄電した電力を避難場所へ提供するほか、避難路の誘導灯も設置する。

 高知県内では荒川電工(高知市)が高知市内に建設中のメガソーラーが年内にも発電を開始する予定。

(記事:日本経済新聞)

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