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2012年11月27日
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日本アジアグループ、香川の塩田跡地に完成したメガソーラーの隣接地にも新開発

 日本アジアグループは、香川県坂出市の海に面した塩田跡地に建設して完成したメガソーラー(大規模太陽光発電所)「坂出ソーラーウェイ」に隣接する土地に、新たに同じ規模のメガソーラー「坂出ソーラーウェイII」を開発する。年内に着工し、2013年3月末の完成を目指す。事業費は合わせて約12億円を見込む。
 坂出ソーラーウェイは、塩田だった3.3haの土地に開発した。ソーラーフロンティア製の太陽光パネル1万3320枚を設置し、最大出力は約2MW(2000kW)。11月21日に完工式を行った。7月の再生可能エネルギーの全量固定価格買い取り制度導入後、香川県で初、四国最大級のメガソーラーとなった。
 坂出ソーラーウェイIIは、坂出ソーラーウェイに隣接する約3.5haに造る。坂出ソーラーウェイと同様にソーラーフロンティア製の太陽光パネル1万3320枚を使い、最大出力も同じ約2MW(2000kW)。両方で出力は4MW(4000kW)になり、一般の住宅に設置する太陽光発電システム1200世帯分に相当する。
 瀬戸内海地域は日射量が豊富で高い発電量が得られることから、坂出ソーラーウェイに隣接する塩田跡地にも建設することにした。発電した電力は固定価格買い取り制度を活用して売電する。日本アジアグループは、北海道と、福岡、岡山、熊本、鹿児島、埼玉の各県などでも太陽光発電所の開発を進めている。

(記事:EICネット)

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