
出光、メガソーラー事業参入へ…製油所跡に設置
出光興産は3日、大規模太陽光発電所(メガソーラー)事業に参入すると発表した。
2003年に閉鎖した兵庫県姫路市の兵庫製油所跡地に出力1万キロ・ワットの太陽電池を敷き詰め、14年3月の発電開始を目指す。
想定する年間発電量は、約3800世帯分に当たる約1300万キロ・ワット時。政府の再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度に基づき、全量を関西電力に売電する。
ガソリンなどの需要減に悩む石油元売り業界では、昭和シェル石油が新潟市の製油所跡地で出力1000キロ・ワットのメガソーラーを運転しているほか、コスモ石油も、来年7月に閉鎖する香川県坂出市の坂出製油所にメガソーラー設置を検討している。
(記事:読売新聞)