
北広島にメガソーラー建設
建設業の木下組(広島市佐伯区)は、広島県北広島町にある県営の千代田工業・流通団地に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設し、発電事業に参入する。町役場で6日、県、町と立地協定を交わした。
同団地の1区画(2・1ヘクタール)を県から20年間賃借し、出力千キロワットの発電設備を設ける。来年4月に着工し、8月の稼働開始を目指す。全量、中国電力に売電する。
同社は太陽光発電システムなどの施工を手掛ける。2010年2月には本社に電気自動車(EV)用の急速充電器を設置して一般開放するなど、環境関連の事業に力を入れている。
同町では初のメガソーラー。同社はさらに広島県内外の数カ所へも進出を計画している。この日、役場で協定書の交換式に臨んだ田中敏彦社長は「積極的な展開を進め、柱となる事業に育てたい」と話した。
(記事:中国新聞)