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2012年12月24日
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過疎の町内会が太陽光発電事業

 過疎化に苦慮する長崎県五島市の黒蔵町内会が、太陽光発電事業に乗り出し、二十二日に施工業者と契約を結んだ。町内会費による収入が減少しており、売電で得た資金を運営費に充てるのが狙い。長崎県の担当部署は「非常に珍しい取り組み。九州で初めてではないか」としている。
 黒蔵町内会は、五島列島・福江島にある。市の遊休地に太陽光発電パネル百四十八枚を設置し、年間約四万六千キロワット時を発電する計画。来年一月に着工し、四月に稼働する。約二十年で事業費を回収し、将来的には町内会費の無料化も目指している。
 黒蔵町内会は四十八世帯約百三十人の会費で運営。少子高齢化で人口が減り、一世帯年五千円の会費では敬老会などのイベント、公民館の維持費に足りなくなった。年金生活の高齢者も多いため値上げできず、預金を取り崩していた。
 町内会役員の一人が今年六月に太陽光発電事業を提案し、設置委員会を立ち上げて検討していた。町内会の考えに理解を示してくれた業者が、町内会で賄える千百五十万円以内に建設費用を収めてくれたという。

(記事:東京新聞)

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