Suntech Power Holdingsは26日、同社子会社「Global Solar Fund」（GSF)の投資先企業によって建設されたイタリア37ヶ所、およそ30メガワット分のメガソーラーが差し押さえ通知を受けたと発表した。

　Suntechが発表した内容によると、19日にイタリアのブリンディジ裁判所から通知あったという。同裁判所は、メガソーラー建設の許認可に関する法令に違反している可能性があるとし、売電収入の不適切な受領にあたるとの見方を示した。

　差し押さえ対象となる施設の合計規模は、GSFの投資先企業によって建設された太陽光発電所のおよそ21%に相当するとしており、また、同時に差し押さえ対象となるメガソーラーで得た売電収入も差し押さえの対象にすると命じている。

　GSFは、太陽光発電事業を行う他企業への投資を目的に設立された投資ファンドで、サンテックは同社の株式の88%を所有している。この事態を受け善処するために、両社は協調し、同裁判所によって下された判決を調査している段階にあるという。

Suntech Power Holdings – Press Release
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