神戸市が垂水処理場で行っている発電事業「こうべWエコ発電プロジェクト」が、平成26年度 国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」を受賞した。

　同賞は、持続的発展が可能な社会の構築に貢献する「循環のみち下水道」の実現を図ることを目的とし、社会に貢献した好事例を表彰するというもの。神戸市は、水・資源・エネルギーを健全に循環させる社会の構築に貢献した事例を表彰する「ネクサス部門」において受賞した。

「こうべWエコ発電プロジェクト」は平成26年3月から神戸市とエナジーバンクジャパン株式会社が共同で行っている公民連携の発電事業で、垂水処理場の上部空間に設置された太陽光発電と、下水由来のエネルギーを利用するバイオガス発電を組み合わせたもの。太陽光とバイオガスのダブル発電事業は、日本初の取り組みとして注目されている。

神戸市　記者発表資料
http://www.city.kobe.lg.jp/information/press/
2014/09/20140903301501.html