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2014年10月9日
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エナリス、需要予測を元に遠隔で充放電制御を行うバッテリーマネジメントサービスを開始

 株式会社エナリスは9日、新電力の需給管理代行業務で得た電力需要予測で得た技術を活かし、同社の電力代理購入サービスのユーザーを対象とした新しいバッテリーマネジメントサービスを開始すると発表した。

 同サービスは、同社が東芝ITコントロールシステム株式会社(以下、東芝ITC)から大量調達した蓄電池を同社電力代理購入サービスの利用者に安価初期費用で設置・提供するというもの。これを利用することにより、太陽光発電の発電量が需要量を上回る時や通勤時間帯・帰宅ラッシュ時といった需給バランスが不安定な時に、予めそれを予測し、遠隔で充放電の管理を行うことでエネルギー需要の最適化を図る。

 同社は、同サービスを利用することで需要家側にとっては電気料金を削減できるというメリットが、電力会社にとってはジュイ旧バランスの安定や不足時の補給費用の削減といったメリットを得られるとしており、再生可能エネルギーを踏まえた系統運用の在り方が見直されている現在において、本サービスは再生可能エネルギー普及に向けた突破口になるとしている。

 同社は、蓄電池を蓄電池を需要家側に設置してバッテリーマネジメントを行うことで新たなエネルギーインフラを創ることを目指し、今後も様々な取り組みを進めていくとしている。

株式会社エナリス – ニュースリリース
http://www.eneres.co.jp/pr/20141009.html

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