伊藤忠商事株式会社は3日、株式会社エヌエフ回路設計ブロックが開発・商品化した家庭用リチウムイオン蓄電システム「エネパワボS」の販売を開始すると発表した。

　エネパワボSは、蓄電容量7キロワット時、定格出力3キロボルトアンペアの屋外設置型リチウムイオン蓄電池。希望小売価格は工事費別・税別で240万円となっており、12月よりグループ会社の伊藤忠エネクス株式会社を通じ、全国の伊藤忠エネクスホームライフ各社にて12月より発売する予定だ。

　伊藤忠商事は、川上でのリチウム資源プロジェクト及び主要電池部材（正極材・負極材）の開発・製造・販売事業三角、川下における蓄電池システムの販売などグループネットワークを生かしてリチウムイオン電池関連事業を推進している。今回の家庭用蓄電システムを加えることで、日本の電力供給安定化、停電対策にも貢献していきたいとしている。

伊藤忠商事株式会社 – ニュースリリース
http://www.itochu.co.jp/ja/news/2014/141203.html