
日立・新神戸電機、伊豆大島においてハイブリッド蓄電システムの実証実験を実施
株式会社日立製作所と日立化成株式会社のグループ会社である新神戸電機株式会社は24日、東京電力株式会社と、東京電力管内にある東京都伊豆大島の電力系統に、日立と新神戸電機が開発した1.5メガワットハイブリッド大規模蓄電システムを接続し、ピークシフトや短周期変動抑制などの機能および寿命を検証する実証試験を2015年度から開始することに合意したと発表した。
伊豆大島は、独立した系統であるため再生可能エネルギーの大量導入による影響を受けやすいとされており、系統の安定化が一つの課題とされている。日立と新神戸電機は、2011年よりNEDOの助成事業において蓄電システム関連技術の性能向上に取り組んでおり、今般の実証実験を通じて、これまで取り組んできた技術の有効性について検証・評価を行うことで系統安定化への貢献やより実用的な制御技術の確立を目指す。
両社は、今後も各地電デバイスの特長を活かしたシステムを構築することで、再生可能エネルギー発電の導入・普及およびスマートグリッドによる電力の安定供給・効率利用に貢献していくとしている。
新神戸電機株式会社 – 最新情報
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