テュフ ラインランド ジャパン、大阪府と蓄電池関連分野の連携で協定を締結
テュフ ラインランド ジャパン株式会社は、大阪府と蓄電池関連分野で連携を図るために協定を締結しました。大阪府は、企業と共同で蓄電池産業を振興するためにさまざまな取り組みを展開。テュフ ラインランド ジャパンは、この大阪府の取り組みに賛同し、日本の蓄電池メーカーの国際力強化の一助となるよう貢献したい意向です。
テュフ ラインランド ジャパンは、2012年6月に関西テクノロジーセンター(大阪市東成区、KTAC)を開設し、主に蓄電池の評価・試験を行ってきました。また、2016年5月に、NITE(独立行政法人製品評価技術基盤機構)が、大阪南港咲洲コスモスクエア地区に大型蓄電池システム試験評価施設(NLAB)を開設するなど、大阪府では、西日本地域に多く拠点がある蓄電池関連メーカーを対象にした、蓄電池関連の試験サービスを提供する環境を拡充しています。
NLABが開所し、大型蓄電池に関する新しい国際規格も近々発行予定であることを受けて、国内の蓄電池関連の規格を認証する第三者認証機関と大阪府が連携することになりました。本協定の目的は、蓄電池関連分野における認証事業の推進や広報活動、その他事業戦略等にかかる協力を図ることにより、大阪における蓄電池関連産業の振興に寄与し、ビジネス創出につなげることです。
テュフ ラインランド ジャパンと大阪府は、今回の連携協定により、蓄電池関連企業が、日本市場のみならず海外市場へ進出できるように包括的にサポートするとしています。