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2012年11月14日
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白米千枚田にエコな縁取り 太陽光LEDでギネス挑戦

石川県輪島市の国の名勝「白米(しろよね)千枚田」を太陽光発電式LEDで彩るイベント「あぜのきらめき」が10日はじまり、日本海からせりあがる棚田の輪郭が2万個のピンクの明かりで浮かび上がった。1万8千個以上の点灯が確認されれば、14日に「ギネス世界記録」に認定される。

 冬場の観光客を呼び込むため、輪島市が昨年初めて企画し、59日間で2万8千人が訪れた。今回、「さらに話題づくりを」と市がギネスワールドレコーズ社に申請したところ、「太陽光発電LEDの最大ディスプレー」部門が新設された。

 この日はギネス社の認定員2人が見守るなか、ボランティア約200人が午後2時すぎから、高さ29センチ、直径6センチのLEDを畦(あぜ)に置いた。「昨年登録された世界農業遺産(GIAHS)にふさわしい、再生可能エネルギーによるイルミネーションを見に来てほしい」と市の担当者。イベントは来年2月17日まで。原則午後5~9時に見ることができる。

(記事:朝日新聞)

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