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2012年11月27日
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廃止の枕崎空港、滑走路跡にメガソーラー建設へ

 鹿児島県枕崎市議会は26日、臨時会で休眠状態にある同市の枕崎空港を来年3月末に廃止する条例案を賛成多数で可決した。滑走路(長さ800メートル、幅25メートル)の跡地にはメガソーラー(大規模太陽光発電所)を建設する計画で、27日に東京の発電事業会社と立地協定を結ぶ。

 メガソーラーは、空港の敷地(約11万4000平方メートル)と、隣接する市有地を合わせた約12万9000平方メートルを事業会社に貸与して建設。最大出力は約8500キロ・ワットを見込み、約2500世帯分の年間消費電力量を賄う規模という。

 空港は1991年、近距離運航の小型機が発着する全国初の「コミューター空港」として市が約21億円を投じて建設した。チャーター機などが運航していたが、2003年に運航会社が撤退、04年以降は県消防防災ヘリのみが利用している。

(記事:読売新聞)

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