
佐渡に太陽光発電
再生可能エネルギーの活用を推進しようと、佐渡市やJA佐渡などで作る「佐渡低炭素島づくり協議会」が、太陽光発電施設を設置した。
施設が設置されたのは、佐渡市宮川のJA佐渡畑野農業倉庫。幅約30メートル、長さ約70メートルの倉庫の屋根に太陽光発電パネルを取り付け、年間で約3万キロ・ワット時を発電する。
再生可能エネルギー特別措置法に基づき1キロ・ワット時あたり42円で東北電力が買い取り、年間約120万円の売り上げを見込んでいる。収益は倉庫の維持管理費に充て、農家の利用料を削減する。
同協議会はさらに規模の大きな施設を島内に3か所設置する予定。協議会の高橋一五(かずゆき)会長は「農家の負担を減らし、環境に優しい島というイメージにつなげたい」と話している。
(記事:読売新聞)