
高効率の住宅向け太陽光発電システム 東芝
東芝(6502)は17日、最大250ワットの出力を実現した住宅用太陽光発電システム「SPR―250NE―WHT―J」を発売する。最大20.1%のエネルギー変換効率を達成した米サンパワー社の太陽電池モジュールを採用した。面積あたりの発電量が多いため、屋根の設置面積が狭くても効率よく発電できる。
モジュール1枚の大きさは横幅が156センチメートル、縦が80センチ。エネルギー変換効率は世界最高水準とされる。東芝の試算によると、同じ面積の屋根に設置した場合に一般的なモジュールと比べて発電量を年間約50%多く得られるという。
希望小売価格は19万1625円で、全国の販売代理店などで取り扱う。国内では7月に再生可能エネルギーの固定価格買い取り制度が始まり、住宅用太陽光発電のニーズが高まっていることをにらみ、拡販につなげる。
(記事:日本経済新聞)