
ニッカウヰスキー、柏工場に太陽光発電設備-年11万kW時を売電
ニッカウヰスキーは柏工場(千葉県柏市)に、年間発電量約11万キロワット時の太陽光発電パネルを導入する。工場内にある新製品倉庫(写真)の屋上(840平方メートル)に設置し、2013年4月に稼働開始。全量を東京電力に売る。約5000万円かけ、420枚を設置。発電出力は最大102・9キロワット。売電による収益の見込みは非公表。
設置工事は住友電設が担当する。パネルはネクストエナジー・アンド・リソース(長野県駒ケ根市)製。13年1月中旬に着工し、3月末の完成を予定する。
柏工場はこれまで構内の照明を発光ダイオード(LED)に切り替えたり、夜間に電力消費の大きい生産ラインを稼働させたりするなど、環境負荷の低減に取り組んでいる。
(記事:日刊工業新聞)