太陽光発電を商機に 佐賀県主催で企業向けセミナー
普及の機運が高まっている太陽光発電を商機につなげようと、企業向けのセミナー(県主催)が4日、佐賀市で開かれた。太陽光発電による売電やメンテナンス事業に意欲的な企業関係者約240人が参加。発電事業の見通しや設置費用など、専門家らに疑問点を質問した。
セミナーでは、太陽光発電の専門家として、太陽光発電技術研究組合の高塚汎専務理事と、産業技術総合研究所太陽光発電研究センターの原浩二郎主任研究員が、業界におけるビジネスの可能性や技術動向について講演した。
両氏は太陽光発電の買い取り価格が1キロワット時あたり42円となっていることを紹介。「再生可能エネルギーへの期待や、高く設定された買い取り制度により、太陽光発の普及は加速する」として、多くの企業にとってビジネスチャンスになることを強調した。
県の普及政策などにも質問が及んだ。「初期投資が最初のハードル。県から融資を得られないのか」との質問に県の担当者は「太陽光発電に特化した融資策はない」と応じていた。このほか、パネルの価格や設置方法などへの質問もあった。
(記事:佐賀新聞)

