
東芝、水素社会の実現に向け、府中事業者内に水素エネルギー研究開発センターを開所
株式会社東芝は6日、水素関連技術を融合した水素ソリューションの開発および実証実験を進め、水素社会の実現に向けた取り組みを強化し、府中事業所内に水素エネルギー開発センターを開所したと発表した。
本年度以降、遠隔地・離島など発電コストが高い地域向けに、再生可能エネルギーから水素を生成して再び電力として利用する「地産地消型」エネルギー供給システムを実用化するとしている。また、2025年を目途に、海外での大規模風力発電などにより安価に生成した水素を国内に輸送し、水素ガスタービン発電所で発電を行う水素サプライチェーンの構築を計画する予定としている。
同社は、今後もCO2を排出しないクリーンな水素社会を目指し、グループ内の幅広い事業領域における技術を融合して水素事業を展開していくとしている。
株式会社東芝 – ニュース&トピックス
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_04/pr_j0601.htm