
東芝、米国における電力需給調整事業向けに大型蓄電池システムを受注
株式会社東芝は20日、住友商事株式会社が米州住友商事会社、米国の再生可能エネルギーデベロッパーであるRenewable Energy Systems Americas社(RES社)とともに実施する電力需給調整事業向けに、大型蓄電池システムを受注したと発表した。
受注した蓄電池システムには、最大出力6メガワット、蓄電容量2メガワット時の同社製リチウムイオン二次電池「SCiB TM」が搭載される。出力変動の大きい再生可能エネルギー設備の増加による系統電力への影響を帽子することを目的としており、同社製蓄電池システムの柔軟性が評価され受注に至ったとしている。
SCiB TMを用いた蓄電池システムは、国内外において既にいくつかかの納入実績がある。今回の受注分については、11月に米国オハイオ州ハミルトン郡に納入し、12月から運用が開始される予定だ。
同社は、今後も電力供給の安定化を通じた再生可能エネルギーの導入促進に貢献するため、大規模蓄電池システムの普及拡大に向けグローバルに事業を展開していくとしている。
株式会社東芝 – プレスリリース
http://www.toshiba.co.jp/about/press/2015_04/pr_j2003.htm