EUがダンピング調査…中国「撤回せよ」=太陽光関連製品
欧州連合(EU)が6日、中国の太陽光パネルメーカーに対しダンピング調査の実施を発表したことに対し、中国政府・商務部の沈丹陽報道官は同日、同措置の早期撤回を求めた。中国新聞社が報じた。
中国の太陽光パネルや関連製品輸出は、金額ベースで約6割がEU向けだ。2011年の輸出金額は約204億米ドル(約1.6兆円)に達したことで、EU側からは「中国歴史上最高金額の貿易争議が始まった」との声が出た。
一方の中国側業界からは、中国製品が低価格である主な原因は、国際的な原材料価格の大幅な下落であり、中国製品が世界で受け入れられる鍵となっているのは、コストパフォーマンスの高さだ」との反発の声が出た。
沈報道官は、中国の数度に亘る貿易摩擦解消の協議の呼びかけにもかかわらず、EUがダンピング調査を開始したことは遺憾だと表明。「亡羊補牢,為時未晩(過ちはすぐに正せ。今からでも遅くない)」との成語を用いて、同調査の中止を求めた。
沈報道官によると、ロスカボスG20サミットで承諾された貿易保守主義撤廃に基づき、中国はEU側に対し、話し合いによる貿易摩擦問題の解決を呼びかけていくという。
(記事:サーチナニュース)

