雑種地とは、宅地や山林といったいずれの地目にも該当しない土地、および地目のこと。 駐車場や野球場、ゴルフ場、飛行場などがこの雑種地に該当します。
他の地目よりも法規制が緩く、太陽光発電事業用地としては最適な土地と言えるでしょう。 実際に最も建設事例の多い地目と言っても過言ではありません。
1980年代から90年代にかけ、全国各地でゴルフ場の建設が相次ぎましたが、そのほとんどが経営不振などを理由に閉鎖されています。 ゴルフ場は土地そのものに起伏や傾斜がありますが、設置工法を工夫することですぐに施工できることから、 放置されているゴルフ場を活用したいというオーナーや発電事業者が急増しています。
野球場や学校のグラウンド跡地なども、ゴルフ場と同様に様々な企業や自治体が積極的にメガソーラーの誘致を行っており、 今後もこの動きは加速していくことが予測されています。
ただし、雑種地と言えども土地の状況や要件によっては手続きに時間が掛かるため、予め調査しておくことが重要です。