パワーコンディショナ

Power conditioner

【よみ】-

編集日:2014年3月4日

パワーコンディショナ パワーコンディショナとは、太陽光パネルが発電した直流電力を使用できるように変換する機械のこと。

太陽光パネルが発生させる電力は「直流」であるため、そのままでは使用したり逆潮流を行うことができません。 パワーコンディショナは、この直流電力を交流電力に変換する役割を担っています。

パワーコンディショナはインバータ部、系統連系保護装置部、絶縁変圧部の3つを基本に構成されており、 これらの機能によって太陽光パネルからの電気を変換したり、逆潮流を行ったりということが可能となっています。

特に重要とされているのがインバータ部で、ここで直流電力は50Hz/60Hzの交流電力に変換されます。 入力された電力量と変換できた電力量の比率は「パワーコンディショナ変換効率」と呼ばれ、 この数値が大きい程、優れた性能が期待できると言えます。

どれだけ優れた性能の太陽光パネルを用いても、パワーコンディショナの性能が悪ければ意味がありません。 パワーコンディショナは太陽光発電システムの核となる部分であるため、 太陽光パネルよりもコストを費やすべきポイントと言っても過言ではないでしょう。


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