ミドルソーラー

Middle solar

【よみ】-

編集日:2014年3月6日

ミドルソーラー ミドルソーラーとは、設備容量10キロワット以上1メガワット未満の太陽光発電システム及び太陽光発電所のこと。

2012年7月に固定価格買取制度がスタートし、太陽光発電事業の採算性は確立されました。 これをきっかけとして、現在では全国的にミドルソーラーの建設ラッシュが巻き起こっています。

アパートやマンションなどの集合住宅、工場や倉庫の屋根、小中規模の遊休地などに設置される場合が多く、 未利用地やスペースを何らかの形で活用したいというニーズを満たすものとして注目されています。

ミドルソーラーを建設する上では、低圧系統と連系するか高圧系統と連系するかの選択が重要なポイントとなります。 低圧か高圧かによって必要な機器や求められる要件は異なり、100~300キロワット程度の設備容量によっては、 どちらを選択するかで損益分岐点に大きな違いが現れます。

中規模のシステムであれば、システムを複数の系統に区切って低圧連系とした方がコスト面でも有利なケースが多いでしょう。 パワーコンディショナーや接続箱が複数必要となりますが、リスクの分散やコスト削減などの観点からも優位性があります。


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