盛土

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【よみ】もりど

編集日:2014年3月6日

盛土 盛土とは、低い地盤や斜面に土砂を盛り上げて高くし、平坦な地表を作る、または周囲より高くする造成工事のこと。

一般的には、宅地開発や道路整備を行うにあたって、平坦な地表を作る、または周囲より高くする必要がある時に行われます。 単に土を盛り上げただけでは、時間の経過と共に地盤沈下が発生する恐れもあるため、事前に転圧や地盤改良工事などが必要となります。

例として、田や畑といった農地の多くは、用水を引き込むために周囲よりも土地が低くなっています。 転用して何らかの構造物や建築物を設ける場合には、こういった造成工事は欠かせません。

遊休地に太陽光発電システムを設置する際、明らかな高低差がある場合や周囲よりも土地が低く、 水が溜まる恐れがある場合には、この盛土を行う必要があります。 架台や基礎でアレイの地上高を稼ぐという方法も考えられますが、強度の確保やそれに伴うコストの上昇は避けられないため、 現実的ではないでしょう。

都道府県知事等によって宅地造成工事規制区域と指定されている区域において、 高さが1mを超える崖を生ずる盛土を行う場合、都道府県知事等の許可を得なければならないため、予め確認しておくことが肝要です。


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