折板屋根

Folded‐plate roof

【よみ】せっぱんやね

編集日:2014年2月21日

折板屋根 折板屋根とは、 金属屋根の代表的な屋根工法の一つ。
主に断面の構造に重点を置いて開発されたもので、工場やカーポート、車庫などの鉄骨の建物に多く用いられています。

折半屋根は、重ね式とハゼ式の二種類に分けられます。

重ね式は折半と折半の重なり合う部分をタイトフレームの剣先ボルトで締め付け固定する方式を指し、 ハゼ式は折半本体の接合部分にハゼと呼ばれる加工を施し、タイトフレームと折半本体を吊子と呼ばれる金具で固定する方式を指します。

折半屋根は、他の屋根素材・工法と比較して長さ(棟)調節がしやすい、短期間で葺くことが可能といったメリットがあり、 主に体育館や工場、展示場といった大規模な物件において用いられています。

折半屋根に太陽光発電システムを設置する場合は、重ね式とハゼ式で若干方法は異なりますが、 剣先ボルトやかみ合わせ部分に取り付け金具などを固定して設置されるケースが多いでしょう。


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