モジュール変換効率とは何ですか?

太陽光パネルが受けた光エネルギー量と実際の発電量との比率のこと。

太陽光パネルの性能を推し測る際に、まず用いられるのがこの「モジュール変換効率」です。 モジュール変換効率とは、太陽光パネルが1平方メートル当りに受けた光エネルギーのうち、 どのくらいを電力に変換できるかを表す値で、設置面積や日射量が同条件であれば、 この数値が高いほどより多くの電力を得ることができるということになります。

変換効率は、出力電気エネルギー(W) ÷ 太陽光エネルギー(W) × 100で求められます。 例として、ある太陽光パネルが1平方メートル当りに100ワットの光エネルギーを受け、 15ワットの電力を発電した場合、その太陽光パネルのモジュール変換効率は15パーセントになるということです。

設置面積に余裕がある案件では、変換効率よりもコストが重視される

変換効率の優劣は、設置面積が極端に狭い(住宅屋根等)場合を除き、ほとんど意識することはありません。

変換効率の高さと製品価格は比例する傾向にあるため、設置面積が狭い場合は、 できる限り発電量を多く得るためにも変換効率の高い太陽光パネルが選択されますが、 ある程度の設置面積を確保できるフィールド設置などでは、導入量が多くなるため採算性を確保するためにも コストパフォーマンスの優れた製品が選択されるケースが多いでしょう。

変換効率は太陽光パネルの種類によって異なり、単結晶シリコン型で18%前後、 多結晶シリコン型で16%前後、CIS型で13%前後の数値となるのが一般的です。

種類 変換効率
単結晶シリコン型 15~21%
多結晶シリコン型 12~18%
薄膜シリコン型 7~12%
HIT 17~20%
CIS 9~15%

しかし、実際の発電量は温度係数などにも大きく影響されるため、変換効率の優劣が絶対的に発電量の多少を決めるとは限りません。 設置環境や予算に応じて、最適な太陽光パネルを選ぶことが重要です。

また、混同しやすい言葉として「セル変換効率」というものがあります。

モジュール変換効率がパネル1平方メートル当りの変換効率を表すものである一方で、セル変換効率はセル一枚当りの変換効率を表しています。 太陽光パネルは複数のセルから構成されていますが、回路中でいくらかの電力ロスが発生することから、 モジュール変換効率は基本的にセル変換効率よりも低い数値となります。

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