イニシャルコスト

Initial cost

【別称】初期投資、導入費用など
【対義語】ランニングコスト

編集日:2014年2月10日

イニシャルコスト イニシャルコストとは、新たに機器や設備などを導入する際に掛かる費用のこと。 導入後の維持費用を指す言葉として「ランニングコスト」があります。

太陽光発電システムや定置用蓄電池を導入する際、イニシャルコストは採算性を大きく左右する要素となります。

太陽光発電のイニシャルコスト

従来まで、太陽光発電システムを導入する際には「いかにイニシャルコストを抑えるか」ということが重視されてきましたが、 固定価格買取制度の開始や市場規模の拡大等の影響を受け、年々太陽光発電システムの市場価格は下がってきています。

現在では、ある程度の太陽光パネルであればすぐに購入できるようになったこと、買取価格が高く設定されていることもあり、 安く導入することよりも、製品品質や保証・サポートの充実度を重視して導入するユーザーが増加していると言えるでしょう。

定置用蓄電池のイニシャルコスト

蓄電システムの価格にもよりますが、標準的な定格容量5kWhの定置用リチウムイオン蓄電池を導入する場合、概ね100~150万円程度は必要となるでしょう。

定置用リチウムイオン蓄電池は、近年になって研究開発が推進され始めた分野であるため、 家庭向け製品であってもイニシャルコストは高く、導入に踏み切れないという方が多くいらっしゃいます。

現在では、そういった方々をターゲットに蓄電池レンタルサービスやリースを行う企業も現れており、 このサービスを利用することで、実際に蓄電池を導入する場合よりも大幅に安く蓄電池の恩恵を受けることが可能となっています。

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