パワーコンディショナ変換効率

Efficiency of Power conditioner

【よみ】パワーコンディショナ - へんかんこうりつ

編集日:2014年3月4日

パワーコンディショナ変換効率 パワーコンディショナ変換効率とは、入力された電力量に対して実際に変換することができた電力量の比率のこと。

パワーコンディショナの性能を推し測る際に、最も重要な要素となるのがこの変換効率です。 優れた太陽光パネルを用いたところで、パワーコンディショナの性能が悪ければ何の意味もありません。

例として、変換効率95パーセントのパワーコンディショナでは、入力された直流電力のうち5パーセントを変換によって損なうことになります。 買取期間である10年~20年間のこの5パーセントの蓄積を、誤差と取るか損失と取るかは人によりますが、 20年後の事業収支に大きな違いが現れることは間違いないでしょう。

ただし、近年のパワーコンディショナは、ほとんどの製品で変換効率95パーセント以上を達成しているため、 変換効率の優劣でパワーコンディショナを選択する意義は薄れてきています。 今後は多数台連系が可能かどうか、FRT要件に適合しているか、単独運転検出装置が付いているかなどに焦点をあて、 選定を行うことが重要となってくるのではないでしょうか。

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