ラミネート型

Laminate type

【よみ】ラミネート - がた

編集日:2014年3月6日

ラミネート型 ラミネート型とは、正極と負極をセパレーターを挟んで交互に重ねたものをラミネートで封止した構造の電池のこと。

スマートフォンやタブレットといったモバイル機器は、日々薄型・小型化が図られていますが、 それらを実現する要素として、リチウムイオン電池が持つ役割は非常に大きいものとなっています。

とりわけ、形状や薄さ・性能の面で優位性があるということから、 リチウムイオン電池の一形式であるラミネート型は、最も大きな関心が寄せられているものであると言えるでしょう。

一般的なリチウムイオン電池では、コバルト酸リチウムと液体の電解質が用いられていますが、 ラミネート型リチウムイオン電池ではマンガン酸リチウムとゲル状の電解質が用いられており、 コスト・安全面・小型化の可能性において優位性があるとされています。

近年では、ハイブリッドカーや電気自動車への搭載、産業用蓄電池としての利用、移動体用電源などの用途で利用されており、 今後の更なるコストダウンや、新たな製造方法の開発に期待がかかっています。

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