コロワイド、主力4工場で太陽光発電設備の稼働を開始
株式会社コロワイドの連結子会社である株式会社コロワイドMDは、基幹工場である神奈川工場に太陽光パネルを設置、本日12月27日に稼働を開始いたしました。これにより、コロワイドMDの主力4工場すべてで太陽光発電設備が稼働することとなります。
株式会社コロワイド(代表取締役社長:野尻公平、証券コード:7616)は、連結子会社でグループの
マーチャン・ダイジングを統括する株式会社コロワイドMD(神奈川県横浜市西区、代表取締役社長:磯野健雄)の基幹工場である神奈川工場*1において、本日、太陽光発電設備(=写真参照)の稼働を開始したことをお知らせいたします。
コロワイドMDでは、本年1月よりグループのセントラルキッチンを含む主力4工場を対象として、太陽光発電設備の順次導入を進めてきました。このたびの神奈川工場での設備導入、稼働開始によって、対象の4工場における太陽光発電設備のすべてが稼働することとなります。
コロワイドMDが屋上設置型太陽光パネルによる太陽光発電設備を導入したのは、神奈川工場のほか、既に稼働済である静岡、長浜(滋賀)、三保(静岡)の4工場です。各工場の出力、いわゆる太陽電池容量(kW)の内訳は神奈川工場の213kWh(キロワット時)はじめ、静岡工場195 kWh、長浜工場243 kWh、三保工場157 kWh、
4工場の太陽光発電の出力合計は808 kWhです。年平均の日射量等を勘案した年間計画発電量は817,503 kWhを見込み、これは標準的一般家庭で約270世帯分の年間消費電力量に相当いたします。
コロワイドMDでは、今回の太陽光発電設備の稼働によって4工場合計の年間使用電力量の7.2%を自然由来の再生可能エネルギーに置き換えるとともに、年間で360t-Co2(トンCO2)、今後20年間で約7,200t-Co2の二酸化炭素排出削減効果を想定しております。
なお、これら4工場への太陽光発電設備は脱炭素化、二酸化炭素排出削減に向けた取組みの一環として、いわゆる電力購入契約(以下PPA)モデルによって導入されました。PPA事業者は株式会社 VPP Japanであり、コロワイドMDは同社に設備の設置、保守を委託、発電された電力の全量を自社工場にて自家消費いたします。
コロワイドグループでは、持続可能な社会の実現と中長期にわたる企業価値の向上のため、サステナビリティを重要な経営課題の一つとして位置づけ、自らが取組むべき重要課題(=マテリアリティ)の一つとして「地球環境への貢献」を特定しました。地球環境の保全は次代への責務でもあり、気候変動の緩和に向けて、二酸化炭素の排出量を2030年度までに2020年度対比(=原単位*2)で50%削減することを目標に掲げ、引き続き、サプライチェーン全般における資源の有効活用、電力消費の最適化、再生可能エネルギーの安定的利用などにより、脱炭素化の取組みを進めてまいります。
*1 コロワイドMD 神奈川工場
所在地 : 神奈川県横須賀市佐原2-2-2
敷地面積: 17,680㎡(建築面積 5,558㎡)
建物規模: 鉄骨造2階建、高さ約11.5m
操業開始: 2011年9月
事業内容: グループ飲食店及び外部企業向け
各種食料品の調達および製造
https://www.colowide-md.co.jp/
*2 原単位: 売上高百万円あたりの排出量
以上
コロワイドのサステナビリティの取組みはこちら
https://www.colowide.co.jp/sustainability/
(プレスリリース)
株式会社コロワイドMD 神奈川工場