今大注目の海外メーカーを徹底比較

海外の太陽光発電メーカー

アップソーラー

代表的な機種

「UP-Mシリーズ」
型番：UP-M200M
モジュールタイプ：単結晶（200W）
寸法：W1580×H808×D40mm
モジュール変換効率：15.7％
保証：モジュール25年保証　機器10年保証

主な特長

2010年日本法人設立以降、本格的に販売活動を始めた。2011年にはソーラー産業賞（SOLAR Industry Awards）革新的モジュール製造部門賞を受賞するなど業界の評価は高い。スカイベースソーラー同様、ドイツでの設置実績が多く、第三者機関によるモジュール性能テストを定期的に受けるなど品質管理を厳しく行っている。ドイツの商品テスト誌「オコテスト」が実施した総合テストではアジアメーカーで唯一最高クラスの評価を与えらている。

パワーコム

代表的な機種

「SYSTINA」
型番：PPV-192M6
モジュールタイプ：多結晶（192W）
寸法：W1316×H995×D50mm
モジュール変換効率：14.51％
保証：モジュール25年保証　機器10年保証

主な特長

多結晶モジュールでは実効発電量が高いレベルにあり、1系統にパネルを多く接続できるのが特長。海外メーカーでは珍しくパネルサイズにバリエーションがあり、あらゆる形状の屋根に対応可能となっている。屋根面積が比較的小さい日本の一般住宅では、南・東・西など多面に設置のケースが多いため、他メーカーでは組み合わせにより設置ができない場合でも昇圧器やパワーコンディショナなど補助的機器により対応できることも少なくない。

ヒュンダイ（現代重工業）

代表的な機種

「HISシリーズ」
型番：HIS-S209SF
モジュールタイプ：単結晶（209W）
寸法：W1476×H983×D35mm
モジュール変換効率：14.40％
保証：システム10年保証

主な特長

造船業において知名度のある韓国メーカー「現代重工業（HYUNDAI)」が太陽光分野にも参入。モジュール品質管理においてはドイツの検査機関「TUV（テュフ）」やアメリカのULで認証を受けており、日本国内でも太陽光発電としてのヒュンダイは徐々に知名度が上がっている。多くの海外メーカーがインバーターなど機器は日本製品を採用する中、ヒュンダイは自社規格のものもリリースしており、それらの性能を示す国内での客観的評価が今後必要である。

トリナソーラー

代表的な機種

「TSMシリーズ」
型番：TSM-210DC80.08
モジュールタイプ：単結晶（210W）
寸法：W1581×H809×D40mm
モジュール変換効率：16.40％
保証：モジュール25年保証　機器10年保証

主な特長

独自の「Quadmax」テクノロジーを利用して、従来のモジュールに比べ出力を大幅にアップさせ、世界シェアを着々と拡大している。2010年では世界売上シェア第4位へと躍進することになり、トリナソーラーの高品質かつ低コストの製品は、世界各地で高評価を得ている。世界出荷国は実に18ヵ国に上り、日本市場においても成長著しい新興海外メーカー。

モテック

代表的な機種

「XSシリーズ」
型番：XS48-200
モジュールタイプ：単結晶（200W）
寸法：W1334×H992×D50mm
モジュール変換効率：15.10％
保証：モジュール25年保証　機器10年保証

主な特長

モジュール製造の経験は20年以上セル製造の経験は10年以上を有している台湾のソーラーエナジー会社。日本の現地法人として設立された伊藤組モテックは、モテックと伊藤組土建㈱との協同出資により、モテックグループの日本拠点として北海道に存在し、日本市場向けてソーラーモジュールと太陽光発電システムを供給している。

チャオリソーラー

代表的な機種

「CRMシリーズ」
型番：CRM195S
モジュールタイプ：単結晶（195W）
寸法：W1580×H808×D40mm
モジュール変換効率：15.27％
保証：モジュール25年保証　機器10年保証

主な特長

2011年の生産量は200MW。2012年度末には生産量1GWに拡大する計画で、既にドイツ、フランス、スペイン、イタリア、ギリシャ、アメリカ、韓国での導入実績がある。原料からの一貫生産で原料のシリコン粒を鋳造しウエハを作成、製造工程における低価格化に成功している。特に産業用太陽光システムの価格帯は充実しており、導入実績が順調に増えている中国メーカー。