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2012年9月26日
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メガソーラー、淡路に建設 2013年春稼働予定

 火力、原子力発電プラント設備工事会社「クリハラント」(大阪市)が、淡路市佐野新島の県有地約11ヘクタールに、大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設することになり、25日、現地で安全祈願祭が行われた。出力7メガ・ワットで、2013年3月の稼働を目指す。

 建設されるのは、県が所有する津名佐野地区産業用地で、県が今年3月から発電所事業を行う団体を公募していた。

 同社によると、1枚260ワットの太陽光パネルを約3万2000枚設置。2200世帯分の電力を発電し、全量を関西電力に売電する。発電所が一望できる展望台や、電気自動車の充電スタンドも整備される。総事業費は21億円。

 祈願祭には、関係者ら約40人が出席。同社の嶋田雅景社長が「安定的かつ安全に運営し、地元に喜んでもらえる発電所にしたい」とあいさつした。

 淡路市内では、同市が設置する出力1メガ・ワットの発電施設が稼働しているほか、同市佐野地区などで出力30~40メガ・ワットの発電施設も計画されるなどしている。

(記事:読売新聞)

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