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2012年9月28日
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太陽光発電所:広川明神山風力発電所の敷地に設備 /和歌山

 広川町の広川明神山風力発電所の敷地内に太陽光発電所が設置されることになり、県と町、風力発電所の運営会社がこのほど、事業実施の協定を結んだ。

 運営会社「広川明神山風力発電所」は大阪ガスのグループ企業。太陽光発電所は風車周辺にある敷地約1ヘクタールを活用して約2800枚の太陽光パネルを設置。出力は約0・8メガワットで、一般家庭約225世帯分の年間消費量に相当する年約81万キロワット時を発電できる。

 県庁であった調印式には、仁坂吉伸知事と白倉充町長、同社の上田和彦社長、大阪ガス関係者が出席。上田社長は「再生可能エネルギーに注目が集まっており、その一助になれば」と話した。仁坂知事は「エネルギー供給が大変な状況。日本全体を考えると(発電量は)わずかだが、集まれば世の中が変わってくる」と歓迎した。

 県によると、10月に建設を開始し、来年3月の稼働を目指す。売電先は検討中という。

(記事:毎日新聞)

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