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2012年10月6日
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串本町にメガソーラー建設 三井物産が知事に事業内容報告

 本州最南端の串本町潮岬付近に大規模太陽光発電施設(メガソーラー)を建設する三井物産の幹部が5日、県庁を訪問し、仁坂吉伸知事に事業内容を報告した。

 メガソーラーは串本町の「南海いずも台住宅地」に建設。南海電気鉄道の社有地約3万8千平方メートルを三井物産が借り受け、来年4月までに出力1・8メガワットの発電施設を完成させる。一般家庭約400世帯分の年間使用電力量に相当する発電能力を持ち、運営期間は20年を予定している。

 この日は、三井物産の大井篤・関西支社長と田嶋勝正・串本町長らが県庁を訪問し、仁坂知事に発電所の概要や運営方式などについて説明した。

 大井支社長は、企業年金などの投資先としてファンド活用型でメガソーラーの開発・運営を受託したことや、発電所用地に遊休地を活用することなどのメリットを強調。「日照量や発電量をインターネットで一目でわかるようなシステムをつくりたい。子供たちの学習にも利用してもらえれば」と話すと、仁坂知事は「ぜひ、子供たちが社会勉強のため現地へ見学に行けるようにしてもらいたい」と期待を示した。

(記事:産経ニュース)

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