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2012年10月26日
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メガソーラー建設、資材調達は地元優先を 東京の商社、平生町と調印

 工作機械専門商社のユアサ商事(東京都、佐藤悦郎社長)とグループ会社のユアサクオビス(同、平野正社長)は25日、平生町曽根の向井原沖企業団地に大規模太陽光発電所(メガソーラー)を建設する協定を、山田健一町長と同町役場で結んだ。11月中に着工し、来年4月の運転開始を目指す。

 ユアサ商事が約20年前に取得した遊休地約1万8000平方メートルに、国内外3社の畳1枚分の太陽光パネル5500枚を設置する。出力1・2メガワットで、一般家庭約400世帯分の年間使用量約143万キロワット時の発電を目指す。中国電力に売電し、年間約5800万円の収入を見込む。総事業費約4億円。

 協定には、施設の建設や運営に必要な資材の調達などは、地元企業を優先することなどが盛り込まれた。山田健一町長は「風力発電で再生エネルギーの先駆けとなっている平生町に太陽光発電所ができることは意義がある。子どもたちの環境学習にも活用できれば」と話した。

(記事:毎日新聞)

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