たはらソーラー・ウインド共同事業 来月着工、14年操業開始
田原市緑が浜に三井化学(本社・東京)などが建設する国内最大級の太陽光発電所「たはらソーラー・ウインド共同事業」の概要が明らかになった。公害防止協定の締結に合わせて、同社が事業内容を説明した。
同事業は約8・2ヘクタールの敷地に、国内最大級の出力約5万キロ・ワットの太陽光発電所と2000キロ・ワットの風車3基を並べた計6000キロ・ワットの風力発電所を建設。年間発電量は同市の約9割の約1万9000世帯分に相当するという。
来月はじめに着工し、来年夏には太陽光パネルを設置、2014年10月に操業を開始する。見学用の施設も建設する。総事業費は約183億円。7社による共同事業で、同社が幹事会社となる。
当初は今年6月に着工を予定していたが、固定買い取り価格の決定が遅れたため延びたとしている。
公害防止協定は主に風力発電所に関するもので、深夜から早朝にかけての騒音を65デシベル以下に抑えるなどとしている。
(記事:読売新聞)

