南アフリカ政府と再生エネルギー・プロジェクト協定に調印
世界的な再生エネルギー開発企業のMainstream Renewable Powerは、南アフリカ政府の風力プロジェクト1件と太陽エネルギー・プロジェクト2件に関し、合わせて5億ユーロ以上の投資となる重要な融資・電力購入・遂行協定に調印した。Mainstreamは数週間のうちに建設を開始し、3件のプロジェクトすべては2014年半ばまでに完全稼働する予定。
プロジェクトは南アフリカのイースタンケープ州にある138MWのジェフリーズ・ベイ(Jeffreys Bay)風力発電地帯、ノーザンケープ州エマタンジェニ市にある50MWのデ・アール(De Aar)太陽光発電10+ 件所、ノーザンケープ州キンバリー近郊の50MWのドルーグフォンテイン(Droogfontein)太陽発電所の3カ所で構成されている。
Mainstreamは4年間かけて、これらのプロジェクト開発に携わり、すべての建設同意、電力網接続、プロジェクト資金、建設契約、機材購入を担当してきたが、今後は建設プログラム全体を管理することになる。
Mainstreamは2011年11月プロジェクトを企画し、南アフリカ政府初の再生エネルギー独立発電プログラム(Renewable Energy Independent Power Producer Programme、REIPPP)のプロジェクト3件を建設するライセンスに入札するコンソーシアムの指導的メンバーとなった。南アフリカ政府は2011年12月、このコンソーシアムが競争的入札プロセスを経て3件の契約すべてを獲得したと発表した。
コンソーシアムのメンバーには、戦略的出資パートナーとして新興市場の電力会社Globeleq、Thebe Investment Corporation、地元エンジニアリング企業のEnzani TechnologiesとUsizo Engineeringのほか、地元コミュニティー企業トラストが含まれている。Old MutualのIDEAS Managed Fundは、ジェフリーズ・ベイ風力発電所のコンソーシアム・メンバーに新たに加わる。
南アフリカで初めて建設される今回のプロジェクトは、Mainstreamの地元パートナーで、再生エネルギー開発企業として同国で2001年創設されたGenesis Eco-Energyとともに共同開発が進められてきた。
Mainstreamのチーフエグゼクティブであるエディー・オコーナー氏は「協定調印という今回の節目を経過することによって、Mainstreamは南アフリカ電力市場において有力な立場を確固たるものとする。われわれはこのほど世界市場で資金を調達し、南アフリカでの開発に喜んでコミットするとともに、2014年中頃には238MWの風力および太陽光発電10+ 件を稼働させたいと考えている」と語った。
同氏はさらに「南アフリカ政府は同国に新しく再生可能エネルギー産業を創設する上で極めて素晴らしいビジョンと洞察を提示し、再生エネルギー世代の世界地図の上に同国を明確に位置づけた。Mainstreamはこのビジョン実現において指導的な役割を果たして、この地域に大きな社会経済上のメリットをもたらすことに全面的にコミットするとともに、当社は南アフリカでプロジェクトを構築しクリーンで無料燃料のエネルギーをもたらす」と語った。
▽Mainstreamについて
Mainstream Renewable Powerは、再生エネルギー・プロジェクトにおける世界有数の独立系開発企業の一つである。同社は世界で15GWにのぼる開発パイプラインを保有し、その中には欧州で4.45GWの確実な送電網を備えた8GW弱の洋上風力発電プロジェクトも含まれている。
同社は4大陸で150人余を雇用している。
(記事:Sankei Biz)

