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2012年11月16日
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太陽光発電LED2万個 輝く千枚田 ギネス記録

 石川県輪島市が挑戦した白米(しろよね)千枚田の電飾イベント「あぜのきらめき」で、太陽光発電式発光ダイオード(LED)照明の点灯数二万四百六十一個が十四日、ギネス世界記録として認定された。国内外での千枚田の知名度向上が期待される。
 認定式は千枚田で行われ、ギネス世界記録公式認定員のアヤ・マクミランさんが記録認定を宣言、梶文秋市長に認定証を手渡した。梶市長は、昨年六月の能登地域の世界農業遺産認定を引き合いに「ギネス記録と合わせ世界の人に千枚田の魅力を理解してもらえる」と期待感をにじませた。
 市は話題づくりにと、一つの会場でともされる太陽光発電式LEDの点灯数で記録部門の新設を申請。自然を舞台にした地球に優しい挑戦が評価され、採用が決まった。
 審査はイベント開幕日の十日にあり、あぜに沿って敷設されたLED二万個以上の点灯を確認。最低条件の一万八千個を大幅に上回り認められた。
 今回の記録は、ギネス世界記録の英国本部のウェブサイト上で現地時間十五日午前(日本時間同日午後)に紹介される予定。
 県内でのギネス記録は、二〇〇八年に白山市で発掘された化石「世界最古の草食トカゲ」に続き二例目。点灯は来年二月十七日まで行われる。

(記事:東京新聞)

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