
京セラ、高出力の住宅用太陽電池モジュール3機種 新型セル採用
京セラは20日、従来比で出力を2.6%高め、最大200ワットの高出力を実現した住宅用太陽電池モジュールの3機種を22日から順次発売すると発表した。京セラが昨年12月に開発し、最大17.8%のエネルギー変換効率を達成した新型セル「ガイナ」を初めて製品化した。セル48枚で構成する太陽電池モジュールの変換効率は約15%。
住宅用太陽光発電システム「ECONOROOTS(エコノルーツ)」のシリーズ名で発売する。型番と価格は平らな屋根用が「KJ200P―3CJ2CE」で10万円、傾斜屋根用は2機種で「同―3CRCE」が10万円、「同―3CUCE」が9万6000円。太陽光発電システムの販売子会社、京セラソーラーコーポレーション(京都市)が販売する。販売目標は非公表。
(記事:日経産業新聞)