
北上市、メガソーラー計画策定 新庁舎予定地を活用
北上市は、同市上江釣子の市庁舎予定地への大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画をまとめた。国のスマートコミュニティー導入促進事業の一環で、発電規模は3500キロワット、一般家庭750世帯分に相当する。計画が国に採択され、建設にこぎ着けるかは12月中に判明する見通しだ。
市庁舎予定地へのメガソーラー建設は、約20年にわたって塩漬け状態が続く土地約6・6ヘクタールの活用策として今春浮上。市は、国の補助を得て建設することを目指し、同促進事業実施に向けたマスタープランの中に組み込むことにした。
試算では、固定価格買い取り制度に基づき1キロワット時当たり42円で売電した場合、20年間の収入は20億3500万円。設備更新など経費を除いても十分採算が見込めるという。
(記事:岩手日報)