
野田首相、太陽光発電所など視察 「原発ゼロ」施策推進を強調
野田首相は23日、神奈川・川崎市内の太陽光発電所と風力発電所を視察し、2030年代に原発の稼働をゼロにするための施策を推し進めていく考えを強調した。
野田首相は、川崎市川崎区にある国内最大級の太陽光発電所と風力発電所を視察し、再生可能エネルギーの導入状況を確認した。
野田首相は「再生可能エネルギーがですね、大々的に普及できるように、まずは電光石火のロケットスタートをさせなければいけないと思っておりますので。グリーン政策大綱に、思い切った施策を盛り込むように指示をさせていただきたいと思います」と述べた。
野田首相は、記者団に、2030年代に原発の稼働ゼロを目指す姿勢を強調したうえで、「しばらく立ち止まって考えようというグループ、あるいは、原発維持と脱原発が混在した人たちとの違いは決定的だ」と述べ、自民党や第3極などとの違いをアピールした。
(記事:FNN)