
県立20校の屋根で太陽光発電 神奈川県、4事業者を選定
神奈川県は太陽光発電のパネル設置場所として県立学校20校の屋根を対象に募集していた民間事業者にソフトバンクグループのSBエナジー(東京・港)、大洋建設(横浜市)など4事業者を選定した。計画発電容量は合計約972キロワットで、年間の使用料として105万円を見込む。来年1月以降に基本協定を各事業者と結び、設置工事に着手する予定だ。
ほかに選ばれたのは町田ガス(東京都町田市)と、PVかながわ(横浜市)を代表企業とする事業者。対象施設は高校と特別支援学校の合わせて20施設・29棟の屋根で、最も多いのはSBエナジーの15施設だった。
公募の条件として教育環境に資する提案を挙げたため、各事業者はタブレット端末や発電量・電力使用状況を「見える化」するシステムの提供、屋根の全面防水工事などを実施する計画だ。
(記事:日本経済新聞)